~おへそのあたりから1本伸びている黒ずみ線~
それは妊娠線ではありません。正中線です。
妊娠線が黒い、お腹の黒ずみが気になる、黒ずんだ妊娠線のようなものが1本ある、男性の腹毛のように見える。。。それは妊娠線ではなく正中線かもしれません。一生懸命妊娠線ケアを施しても正中線はなかなか消えません。
その原因は正中線ケアと妊娠線のケア方法は全く異なるためなんです。
妊娠線とは・・・妊娠中からできるお腹やバスト、腰回り、お尻、太もも、二の腕などにできる真皮の断裂跡のことです。妊娠5〜6ヶ月頃に入ると、急にお腹が目立ち始めますが、皮膚の下にある真皮という組織がその成長や急激な伸びに耐え切れず、断裂してできるのが妊娠線です。
正中線とは・・・おへその上下に出来る茶色系の線です。妊娠線とは異なる点は痛みや痒みが無い点です。妊娠によるホルモンバランスの変化によりメラニン色素を蓄積しやすくなるため、本来は目立たない正中線がくっきり見えるようになります。妊娠中はシミやそばかすが増えたり、乳首や外陰部などが黒ずんだりするのもこのためです。正中線の正体はメラニンの蓄積線です。
正中線の原因3ポイント!
- ホルモンバランスの崩れ。妊娠中はホルモンの変化でメラニン色素が多く分泌されます。
- 刺激の多いお肌(お腹など)に集中してメラニン色素が沈着して黒ずみが発生。(お腹が大きくなり服と擦れて刺激がおおくなる)
- 肌自体の乾燥。出産後は伸びた皮膚組織が縮まるのでメラニンの多い組織部分は一層黒ずんで見えます。さらに授乳などで水分が失われやすくなり肌が乾燥に陥りやすい環境になります。
正中線を正しくケアする方法は?
この過剰にメラニンが発生してお肌がダメージを受けている状態を改善してあげることが正中線の正しいケアになります。妊娠線の断裂跡ケアとの根本的な違いを今一度、理解することが大事なんです☆
メラニンの生成を抑制してダメージを受けたお肌にたっぷり潤い成分を与えてあげることで正中線対策になります!
古い角質が黒ずみの原因になります。理想的なターンオーバーを目指してお肌を正常に戻していくことで線は薄れていきます。ターンオーバーの周期や期間に集中して継続ケアすることで正中線の悩みから解放されると思います。
- 高い保湿保水成分のあるもの
- メラニン抑制
- お肌に低刺激(産後のママと赤ちゃんに優しい)
- 天然由来・無添加のモノが安心
などを兼ね備えた「美白系のクリーム」「ヒアルロン酸配合の美容液やクリーム」が適しています。今お持ちであれば正中線ケアとして試してみてください。マッサージしながら塗るタイプが理想です☆正中線は原因と対策が分かれば自分でケアできます♪